「おー、柚!どうした!」 「………。」 「また、隠されたのかよ。」 「……そうみたい」 「これ、履いていけ」 「えっ、そんなのいいよ! 汚れるから……。」 「一緒にかりにいこ! そしたらすぐ返せるだろ?」 「……っうん!」 私に大きな上履きをかしてくれた 大切な友達。 私が困ってるといつも助けてくれる 救世主のような翔。