次の日の夜、約束通り龍太の家へ行った。 その日は、雲が厚くて星も月も見えることはなかった 「雨でも降りそうだよ....」 「そうだな。降る前に家に入ろう」 そっと龍太の横顔を見た。 やっぱり、整った顔立ちをしていて見とれてしまう。 少し赤くなっている自分に気付いて、慌てて目をそらした 龍太は私のことどう思ってるのかな、と考えてしまうことが最近多い