夏休み終わりまであと2週間だった。 それを考えると、やっぱりもっとできるだけ長く話していたかった。 気がつけば龍太のことが好きになっていたんだ。 龍太が東京へ帰るときには電話番号とアドレスを貰おうと思っていた。 何かあった時にはすぐに伝えたかったし、龍太との連絡手段がないのは辛かったからだ。