天佑side

はぁー。家に着いたー。
あしたから部活かぁー。

「ピーンポーン！ピーンポーン！」

うるせー。口でピーンポーンって言うなよ！

「うるせーよ。ちゃんとボタンを押せ！」

「わりーわりー。天佑明日から部活だな。」

「あぁー。」

「お前いい加減学校での優しい王子様やめたら？」

「あぁーしねぇーと、成績が下がるの」

「ふーん」

「バレー楽しみだな。半年ぶりだは」

「そーだねー」

「あれ？今日は妹のお迎えじゃ無いのか日向」

「あぁぁぁ、忘れてたぁぁ。じゃあね天佑」

はぁ騒々しい奴だな。

一ノ瀬未來一ノ瀬未來
俺なに言ってんだ？ついに頭がやられたか？

親父今日帰らねぇからのもうねよ。


10分後

「寝れねぇーーーーー」

なんで寝れないんだよ！
どんだけ考えてんだよ変態か！

翌日

『今日は、2組と3組で合同授業をします』

「天佑ー、合同授業だって！なんか3組にかわいい子居るんだけど！」

3組3組3組3組

「おーい天佑ー。」

「あっ、ごめん」

「見ろよ天佑あの子可愛くね。あの子奈津ちゃんって言うんだって」

「ふーん」

興味ねーよ。そんなの

「そっか天佑は、恋愛なんてこりごりなんだったな」

「…。」

『2組こっちに並べー』

「並ぶぞ日向」

「うぃっす」

『走る相手はくじ引きで行うからなぁ』

くじ引かー。変な奴が当たらなければいいけどな。

『碓氷っくじ引け』

「あっ、はい」

えっと…15番…か…。

「天佑何番？」

「15」

「お前あの子とだよ、一ノ瀬さんと」

えっ？