天佑side

「天佑〜ねぇ〜天佑〜ったら」

うるせえなぁなんでこんな朝から元気なんだよ。

「いい加減黙れよ日向！」

「やっと起きた！」

こいつは俺の幼馴染の工藤日向(くどうひなた)こいつとはいつもたまたまクラスや学校が一緒で嫌がらせとかしてくるから、最近はうざったく感じる。

『一年生のみんなは体育に移動してください。トイレは今のうちに済ませといてね』

あぁーなんで俺が、代表なんだよいかり(怒)

「日向。俺トイレ行って来る」

「おぉー！」

早く済ませねーともう時間がない。
ダッシュでトイレに入ろうとした瞬間誰かが俺に突進してきた。俺はそのままその場に倒れ頭をぶった。

ぶつかってきたの女子かって、なにこいつめっちゃ戸惑ってるし。

「だっ、大丈夫ですか？」

「痛ってー大丈夫だよ。君こそ大丈夫？」

「あたしは平気です。本当すみませんでした。」

「大丈夫だよ。気にしないで、早く戻ろう先生達に怒られちゃうから。」

頭が痛い。変な奴

でも、なんか面白かったな。何組のやつなんだあいつ

「一年生代表碓氷天佑壇上へ」

「はい」

はぁー、めんどくせえ他のやつも居るのになんで俺なんだよ。

スピーチが、終わり俺と日向は教室に戻ってきた。

「碓氷君！ちょっと話しがあるんだけどいいかな？」

はぁー、告ってくんなよ今俺疲れてんの

「あぁー、うんいいよ」

なんで、いちいち資料室みたいなとこで告るの？そんなに恥ずかしいことなのかよ。

「碓氷君！私ずっと碓氷君のことが好きでした。だから、私とよかったら付き合ってください。」

ほら、やっぱり告白じゃん。
よしっ！いつものように断ろう。

「ごめん、僕あまり君のことわからないし君には僕より違う人の方がにあってると思うだからごめん。」

どうだ。

「そっか、そうだよね。」

「じゃあ、僕行くね」

はぁー、疲れたー。

ドンッ

また、ぶつかった？！

「って、君って朝ぶつかってきた子？」

なんで、俺そう思ったんだ？

「えっ？あっ、はい。すみません」

「次は、僕がぶつかったからごめね。」

「全然平気です！」

やっぱりこの子面白い

「ねぇ、君の名前なに？僕は、碓氷天佑」
「えっ！あっ、あたしは、一ノ瀬 未來です。」

未來か。かわいいって俺なに変なこと言ってんだよ！

「僕は2組君は？」

「あたしは3組です。」

隣かクラスは…。

「じゃあ、僕そろそろ戻るね」

「あっ、はい」

俺あのこのこと気になってんのかな？