「あはははっ!!!!おっかしい笑自分で頬を叩くなんてやっぱり馬鹿だ!笑
言っとくけど、夢なんかじゃないよ?疑うより信じて僕についてきた方が
2次元好きの君にはいいんじゃないのかなー?」


そういわれれば納得してしまう。

今の人生に満足はしていないし、

2次元みたいなことが

今、目の前で起きているというのに

アニオタの俺が信じず誰が信じる?

むしろ、こんな感じの出来事を

待ち望んでいたし、喜ぶべきだ。


「喜んでついていく。」

「ふふっ♪よーし、決まり!つかまって!」


そう言い、ベルは俺に手を差し伸べた

あぁ、俺はついに

普通の人では味わえない世界に…


「一歩…ふみ………ってはーっ!?」


PCに入り、

目も開けられないほどの光をあびながら抜けたその先には

俺の親友、天津 爽太(あまつ そうた)

が立っていた。。。


「やぁ!久しぶり☆」

「久しぶり☆じゃねーよ!いつもの、爽やかありがとう!!!!
それはいいんだけど、なんで爽太がいんだよ!!」

「爽太さんと知り合いなんだね!
じゃー爽太さんが説明してあげてよー。
僕、疲れたからお家帰る。また後でねー」