祐助saidー

「悪い千里。先に部屋に帰っててくれ。俺行くとこ出来た!」

「え?ちょ、祐助?」

「まっすぐ部屋帰れよー」


俺は千里をその場に残し、ある場所に向かった。


それは……執事寮。
=俊の部屋


さっき俊からきたメールの内容

「気をつけてください。平田さんはただものではありません」

あのメール、気になる。

ただものじゃねぇのは知ってる。

でも……もしかしたら俺の知らない何かが……何かが……。

だとしたら俊から詳しく話を聞く必要がある。


千里の為にも知っておかねぇと!