「ねぇ今日新しい執事が入ってくるんですってー!どんな人かしらー!」
「かっこ良いらしいわよ!」
「そうなの!?楽しみー!」
女子達がキャーキャー騒ぎ始めた。
そんなの……
祐助が一番カッコイイに決まってるじゃない。
って!
何言ってんの私!
「どうしたんだ?」
気づくと自分の頭を叩いていた。
恥ずかしい……。
「な、何でもない」
今頃顔真っ赤だね、きっと。
「ねぇねぇ食堂ってここー?」
聞いた事もない男の声で皆一斉に声のした方を向く。
もちろん私も。
「やっほー皆さーん。俺新しくここで執事見習いとして働く平田祐也でーす♪」
「キャー!」
皆がその人の挨拶で雄叫びを上げた。
ほら、祐助のほうがカッコイイじゃない。
「千里ちゃんって君?」
「え、はい、そうですけど」
「ふーん」
チュッ
え、えぇー!?
私またされちゃった!?
今度はおでこ!?
「僕、君に一目惚れしちゃった。付き合ってくれない?」
「え、い、いやでも……」
何で私の名前知ってるの!
何でいきなりキスするの!
何でいきなり告白してんのー!
「悪いけど、この学校は恋愛禁止だ。千里に変な事言うのは止めてもらおうか」
ドキッ
祐助。
祐助は私と平田君の間に立って、私を守ってくれた。
「君は千里ちゃんの何?」
「俺は千里の執事だ。千里をお前らみたいな奴から守る義務がある」
ドキドキドキ
心臓の音、祐助に聞こえてるかな……。
「なるほどねぇ。これは厄介だな」
「あ?」
「祐助君だっけ?今日から君は俺のライバルだ」
「は?」
「言ったでしょ?千里ちゃんにほれちゃったって」
「な……」
「というわけでよろしくね、祐助君。千里ちゃん、案内してくれない?今日の放課後、学校の中」
「え、う、うん」
なんだか色々と……
大変な事が起こりそうです……(苦笑)
「遂に動き出しましたか」


