執事の日常とお嬢様の学校

「は?」

「この部屋で千里様にキスしていたお方は誰でしたっけ?」

「「なっ!?」」

見られてたのぉ!?

「み、見てたのかよ……」

「大丈夫ですよ。誰にも言いませんから。ただ……」

「た、ただ、なんだよ」

祐助が恐々聞いた。


「私達も見てるよー!」

そう言って顔を除かせたのはりかと俊也君だった。


「このように、見たのは僕だけじゃないって事ですニコッ」

俊さん、目が笑ってないです。

「一番見られたくない奴らに見られちまった……」

祐助は頭を抱えた。


「では、僕は執事寮に戻りますね」

「じゃあ私達も食べに行こっか!朝ごはん!」

「おう!」



「じゃあ私達も」

りか達を追いかけようとしたその時

パシッ

え……。


「祐助?」

祐助が私の腕を掴んだ。


「あんまり……他の男の前で油断するな。あぁいう風にキスされちまうから」

祐助の顔が赤い。

下向いてるけど、なんとなく分かる。


もしかして……嫉妬してくれてるの?


「う、うん」

「それと……」

チュッ

「!?」

え!?
キ……

「これで俊のはなしなクスッ」

な……!
ずるい!
さっきまで顔真っ赤にしてたくせに!

「さ、行こうぜ。食堂」

祐助は歩き出した。


手……繋いでる……。