執事の日常とお嬢様の学校

ー食堂

………

なんか皆静かだな。

珍しい。


「りか、皆どうしたの?」

傍にいたりかに聞いてみた。


「あれ見て」

「え?」

りかが指差す食堂の奥に目を向けると

「祐……助……?」

そこには祐助と……千夏様がいた。


「生徒会長の力って凄いよねー。その場にいるだけでこんな大勢の人数を黙らすなんて」

りか、なんか嫌味っぽい。


「祐助、貴方も食べる?美味しいわよ」

ズキッ

お願い。
同じお箸で食べたら間接キ……とかになっちゃうから。


「気持ちは嬉しいけど、執事はお嬢様と一緒に食事をするのは禁止だ」

ホッ
良かった。


「そう」


「皆に食べさせても良いんじゃねぇの?」

生徒全員千夏様に私が食べ終わるまで食べるなと言われたらしい。


「私が食べ終えてからね」

「たくっ(呆)」


祐助は……戻りたいって思ってるのかな、私のところに。