ー部屋

「キャッ!?」

や、やっぱり怒ってる!

いきなり突き飛ばすなんて絶対怒ってるぅー!


「何があった?あいつらに何をされた!」

ビクッ

なな、なんでそんな怒ってるの!?

怖いよ……(泣)


「悪い。……。千夏様は自分が幸せになる為だったら何だってすんだよ。生徒会長になったのも本当は千夏様が手をまわして……」

気のせいかな?
祐助……とても悲しそうな顔してる。
もしかして……貴方も千夏様を好きなの?


……あ。

「そ、そういえば祐助って、千夏様と執事以上の関係だったんでしょ?」

ふと思い出した事。
有村先輩が言っていた事。


「……誰から聞いたんだ?」

ヒッ

目付き怖いよぉー(泣)


「あ、有村先輩に……」

「じゃああん時ため息ついてたのは責め立てられたからだな」

祐助がため息交じりで言った。

っていうか

「何で分かったの!?」

「分かるさ、千夏様のやる事は……」

祐助の目がまたも悲しくなった。


好き……なの……?

祐助……貴方は一体私の事どう思ってるの……?







「俊、どういう事?予定と違うじゃない」

「ご心配には及びません。既に手は打っております」

「……そ。なら、良いけど」