〜中学3年〜
あれは修学旅行が終わってすぐだった
当時ずっと片想いしてた
神木 駿介(かみき しゅんすけ)くんから電話が来たのは
「好き 付き合ってほしい」
中学生の恋愛だし
もしかしたらなにかの罰ゲームかもしれないって思ったけど
やっぱり思いを寄せていた人からの告白は嬉しくてしょうがなかった。
「おねがいします」
震える声で言ったのは
隣の部屋で寝ている家族に
私が告白されているのを勘付かれないか心配だったからだ
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