結雨side


病室で屋上でのことを思い出していたらもう夕方の5時だった。


そろそろ…

ガラッ、
「やっほー☆元気かぁい?」

…来ると思ってましたよ。


『安西先生よりは元気じゃないです。』
いつも通りに答えた。

そういえば、あの人も安西よね…

まぁ、安西なんて名字よくあるか。

安西先生
「あっれー?なんか顔明るいね!
なんか良いことあった?」


良いこと?
気のせいでしょ。

『いいえ、何も。』

安西先生
「えー?」