「あ、そう、大事なこというの忘れてたわ!」
何?火をつかうと気をつけなさいよとか?
『沙希ちゃんと同じクラスの山西君いるでしょ。』
あー。
山西 修司。
二年生の時も同じクラスだったけどほとんど喋ったこともない真面目でクールな人。
「山西君の親もお母さんとお父さんと同じ仕事場だったっけ?」
『そう、それでね、山西さんのところも両親家あけるから、山西さんとお話して、夏休みの間修司くん、家に居候させてあげることになったの。』
えっ?待って。なったの。って勝手に決めないでよーー
「え、困るよ、急に言われても」
『そうよねー、ごめんね。でも修司くん料理も洗濯もできないし不安だっていうから、ついつい。沙希ちゃん得意でしょ?』
「いや、得意だけどさ。」
まあ、こうして半強制的に山西君が私の家に居候することが決まりました。


