あたしと君の50日間



両親は共働きでいつも帰ってくるのは8時頃。


晩御飯は自分で作って、風呂に入って寝る。



ま、それだけだからどうってことないんだけど。







ガチャ。




『ただいまー』

お母さんの声。



目の前のスマホの時間をみたらまだ18時51分。


今日は早いな



「おかえりー、早かったね」


『うん、今日は早くあがってきたの。』




「なんでー?」


『そう、沙希ちゃんに話があるの。』


「なによ。怖い」


お母さん実は病気なのとか言われたらどうしよう。


『夏休み、お母さんも、お父さんも家あけることになったの。』


え?


「えっ?なんで?仕事?」


『うん、海外で泊まり込みの仕事が入っちゃったの。』


「え、行きたい!」


『沙希ちゃんは受験生でしょ、連れて行ってあげたいけど勉強しないと。』


「はぁ、そっかぁー。」
行きたかったけどなー。まあしょうがない。


『お土産買ってくるから♪』

完全に旅行気分。

「待ってる♥」