貴方に魅せられて3

「なによ!恋する乙女たちの会話の
邪魔しないでくれる?」

シマコが不満そうにふくれっ面になる。

「どこが恋する乙女だよ!?
どっからどー見ても
奇抜なおっさんだろ!?」



…奇抜なおっさんて…




「ほんっと翔ちゃんて
当たりが強いわぁ…」


「ったりめーだろ。
俺はお前のせいで
ゲイ呼ばわりされた散々な
高校生活送ったんだ。」

「んなこと言っちゃって。
ワタシのこと
心配してくれてたくせにぃ。」

「うっせえよ!その気色悪い笑顔で
こっち見るな!」



翔平さんは雑誌で顔を隠した。
この2人本当仲いいなぁ…

久しぶりに2人の夫婦漫才が見れて
満足な私。