翔平さんが予約を取ってくれた
ベイサイドのレストラン。


夕陽が沈み徐々に湾にブリッジの灯りが
キラキラと光出す。

「今日ね、すごい話聞いたよ!」

私はシマコの話題を切り出した。

「あら?麻衣ちゃんシマコと翔ちゃんが
同い年って知らなかったの?
翔ちゃん、言ってなかったの?」




「言う必要ねぇだろ。」

むすっとする翔平さん。

そういえば、翔平さんは
シマコに会うといつも口喧嘩に
なっちゃう。


一度二人は仲が悪いの?と
聞いたことがあった。


翔平さんは、よくはねぇよと答えた。