貴方に魅せられて3

「な…なに考えて!」


私は慌てて口を覆う。



陽翔とキスしてしまった。
2度目だ…


「嫌じゃなかったろ?」

あの時とは違う。


翔平さんに見せつけるだけの
あてつけのキスじゃなかった。

優しくて
暖かいキスだった…


「俺は本気だ。」

私の耳元でそう言うと
陽翔は部屋を出て行った。




私は夕日でオレンジ色に染まる部屋で
ただ立ち尽くすしかなかった。