町の中心に建つ馬鹿デカイ学校。

そしてこの学校と私の出会いは去年の夏休み。
美しい学校の景観と魅力的な雰囲気に惹かれてこの学校に進学することを決意したあのとき。


何だろう…






何だか…









予想と違う。





何なんだろう、この独特な雰囲気。
お勉強もそこそこ、経済力もそこそこの生徒が通っているはずの学校。




ここは、









どこ?






現実だよね。












私はその場に立ち尽くした。






わかった。






違和感の理由。





これか。