「先生~!言い方がおかしいんだよ!!」




「転校生みたいな言い方なんだもん、聞いてるこっちがビックリしちゃったよ・・・。」




「まあまあ、ただ紹介するより面白いだろう??」




「面白さとかもとめなくていいです!!」




「それより、飼うのか?飼わないのか?」




「先生の紹介はともかく、金魚を飼うことには賛成!!可愛いし」





「私も―!!」




「みんな、異議ありませーん!」




「よーし、水槽はそのうち買ってくるからそれまで金魚鉢で世話してくれ!!」




『はーい!』




休み時間になり、私が持って来た金魚はみんなの注目の的になりました。教室の後ろにあるロッカーの上に置いて名前と世話をする順番を決めようと、集まっていました。





「近くでみると、ますますでっかいな!!」




「それよりさ、この子の名前って決まってるの?」