教室に着くと、すでに何人かは集まっていて、おしゃべりに花を咲かせていました。私たちは黒板に書いてある名前と席を確認すると、以外にも席が隣同士でした。



「まさか、千絵と隣同士なんて思わなかったよ(笑)」



「本当、でも嬉しいな」



「小学校なんて大半が知ってる人しかいないけどね。」



「それを言ったら、出会いなんてないんじゃない?」



「それが、そうでもないんだな(笑)」



「???????」




無駄に自信満々の友達に私ははてなマークしか浮かばなかった・・・。





その時!!!教室に、数人の男子が話しながら入ってきた。その中には・・・




「あの人・・・」



「ようやく来た、もう!いっつも遅いんだから!!」



「???どうしたの?」




「侑くん!!」




「んっ?なんだお前か、また同じクラスかよ。」





「クラスが一つしかないんだから、同じクラスなのは当たり前でしょ!!」