早歩きで
人が通りそうもない、すごく細い道につれていかれた。

永谷くんは、いつも何考えてるのかわかんないよ。

いきなりあたしのショッピングバッグをひったくり、雑に下に置いた。
「やめてよ。」
ショッピングバッグをとろうとしたら
肩を優しくもたれ、かべによっかかる状態にされた。
だんだん顔が近づいてきて
「ぇ...」
と、あたしが声を出した同じくらいのときに
「すきになっちゃったんだよ。責任とれ」
といった。