「玲奈っ!あれ結城時雨だよ!話かけられるなんて、女子が羨ましがるよ!」
『でも、私男の人苦手だし…。』
と言うか、今まででちゃんと話したことなんてないんだよね…。
と言うか、数えられるくらいしかないような気がする…。
考え事をして何分たったのだろうか。
気付いた時には、結花がクラス表を見終わった後だった。
「玲奈、玲奈!同じクラスだったよぉ。やったあ!しかも、結城時雨も一緒だったんだよ?私達運めっちゃいいね」
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