外だってこと、一瞬忘れた。
あのままわんちゃんの鳴き声が届かなかったら、あの時……「もっと」と思ってしまった自分が、恥ずかしい。
思い出してまた熱くなってきた頬を冷ますように、両手を添える。
手のひらも火照っていて、あんまり意味はなかった。
うわでもこの調子で、夜とか、ヤバい。
身体もつかな、なんて。
不埒な妄想が浮かんではもみ消して、なかなか体温は下がらない。
急ぎ足で追いついてきた彼が、顔を覗きこんで不思議そうに首を傾げた。
何、そっちはもう冷静なの?
なーんか、ムカつく。
「何、怒ってる?外でチューしたこと」
「……別、に」
ふい、と顔を逸らすと、困ったように頭を掻く気配。
それから何気ない様に放たれた独り言に、カチンときた。
「高校生くらいの時は全然人目気にならなかったんだけどなぁ」
さすがに大人になるととか何とかと後に続いたけど、そんなの知らない。
「どこの女と人目はばからずチュッチュしてたんだか」
……あ、体温、下がったっぽい。
あのままわんちゃんの鳴き声が届かなかったら、あの時……「もっと」と思ってしまった自分が、恥ずかしい。
思い出してまた熱くなってきた頬を冷ますように、両手を添える。
手のひらも火照っていて、あんまり意味はなかった。
うわでもこの調子で、夜とか、ヤバい。
身体もつかな、なんて。
不埒な妄想が浮かんではもみ消して、なかなか体温は下がらない。
急ぎ足で追いついてきた彼が、顔を覗きこんで不思議そうに首を傾げた。
何、そっちはもう冷静なの?
なーんか、ムカつく。
「何、怒ってる?外でチューしたこと」
「……別、に」
ふい、と顔を逸らすと、困ったように頭を掻く気配。
それから何気ない様に放たれた独り言に、カチンときた。
「高校生くらいの時は全然人目気にならなかったんだけどなぁ」
さすがに大人になるととか何とかと後に続いたけど、そんなの知らない。
「どこの女と人目はばからずチュッチュしてたんだか」
……あ、体温、下がったっぽい。



