LOVE or DIE *恋愛短編集*

精一杯強がった3年遅れの告白は
彼を元気づける、冗談にしかならなかった。


久しぶりにお腹を抱えて亮が笑ったから
別に、まあいいかと思った。




離れてても別れててもみのりのことばっかり考えてる亮のことなんか、もう好きじゃないし。




『あいつ元気かな』

『もう大学で新しい男でも出来たかな』

『こんだけ会えなかったら、とっくに忘れてんだろうな俺のことなんか』

『まあいいか、あいつがそれで幸せなら』




亮が全然幸せそうじゃないのに「まあいいか」と思った私は、やっぱりもう、彼のことを好きじゃないし。




口に出したことでやっと、恋がちゃんと友情に変わった気がした。

ほんの一瞬抱いたみのりへの不信感も、同時に晴れて行った。





「あいつ元気かな」

「きっと元気だよ、あの子なら」

「男出来たかな」

「まだ引きずってるんじゃない? 亮のこと」

「―ーあいつ、幸せだと思う?」

「……亮も、幸せになんなよ」





友達として、2人の幸せを願う。

隠した小さな恋も、冗談にされた古い恋も、私の中だけに……。