LOVE or DIE *恋愛短編集*

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その日久しぶりに、例のコンビニへ向かった。

久しぶり・・・と言っても、まだ1か月も経っていない。
そのことに気付いて、少しだけ狼狽した。

いつもの公園で顔を洗い、初めてここへ来たときと同じように、ベンチに腰を下ろした。


佳織に会いたい。
だが、何を話せば良いだろう。


―――あの日隣にいた男のことを、聞いてもいいだろうか。


しばらく空を見つめていた。
今日の月は、細かった。


不意に足音が聞こえ、ハッとして振り返った。

この時間この公園で、人に出くわしたことはなかったのに―――。


「こんばんは」

悠太と目が合うと、彼女はそう挨拶した。


日野 紗耶香だった。