LOVE or DIE *恋愛短編集*

明日は、明日こそは学校へ行こう。
改めて、自分に言い聞かせるようにそう心に決める。

あの時キャプテンは、自分に後を任せたのだ。
行かなければ、学校に―――バスケ部に。

走り込みもサボってしまった。
再開しなければ。


そして、最終的にこの喪失感を埋めるために―――忘れるために、自分はやはり、佳織に会わなければならないだろう。

知りたくない事実を知ることになるかもしれない。
だけど、逃げていてはいけない。

このままでは、いけない。



彩萌が最後に言った言葉の意味はよく分からなかったが、彼女が元気づけようとしているのは分かった。
前に進む気持ちになれた。



部屋を出て、洗面所に向かい顔を洗った。

母がその様子をじっと見ているのに気付いて、なんだか照れ臭かった。


―――心配かけて、ごめん。


口には出さずに、心の中で、そう呟いた。