LOVE or DIE *恋愛短編集*

「気持ちで勝とう」

悠太は言った。

「あとは、運頼みだ」

雅樹があとに続ける。
皆、フッと笑った。

「練習してきたことを、各自が、しっかり」

全員と順番に視線をあわせながら、最後の確認をする。

はじめて、2年生だけでの円陣を組んだ。


「―――行くぞ」

「「「おう!!」」」



2年生の挑戦を知ってか知らずか、顧問からの指示は何もない。

『作戦も交代も自分たちでやれ。怪我だけはするな』

ゲームが始まる前の全体ミーティングで、彼が部員たちにかけた言葉はそれだけ。


―――好きなようにやらせてもらうぜ。


敵を見据える、悠太たちの目は闘志でギラついていた。


2年生対3年生の最後のミニゲームが、今、始まった。