スタメン4人を率いる3年生チームに勝てると思っている2年生は1人としていなかったが、それでも悠太は悔しさを隠さずに声に出した。
「くっそ!なんで勝てねえんだ!」
一緒にゲームに出ていた純也も途中交代した雅樹も、その姿を無言で見つめる。
悠太は慰めが欲しいわけじゃない。
チームメイトを責めているわけでもない。
それが分かっているから、2人は声をかけない。
ただ黙々と、部員が解散した体育館に残ってシューティングを始める。
まずは個々の実力をあげること、そしてチームとしての連携を深めること。
それだけが、このミニゲームの勝利につながると分かっているから。
もちろん、純也や雅樹の中に、いずれは自分もスタメンに―――という野望がないわけではなかった。
だが今は、少なくとも3年生が引退するまでの間は、目先の目標は、対3年生のミニゲームに勝つことだった。
―――悠太と、一緒に。
ひとしきり感情を声に出して落ち着いた悠太は、そんな2人のシューティングする姿に気付いて静かな笑みを浮かべた。
普段はバカばっかりやっているこいつらだが、やはり、最高の仲間だ。
「へい!2対1やろうぜ!」
悠太はもう一汗かくことを決め、再びコートに戻っていった。
「くっそ!なんで勝てねえんだ!」
一緒にゲームに出ていた純也も途中交代した雅樹も、その姿を無言で見つめる。
悠太は慰めが欲しいわけじゃない。
チームメイトを責めているわけでもない。
それが分かっているから、2人は声をかけない。
ただ黙々と、部員が解散した体育館に残ってシューティングを始める。
まずは個々の実力をあげること、そしてチームとしての連携を深めること。
それだけが、このミニゲームの勝利につながると分かっているから。
もちろん、純也や雅樹の中に、いずれは自分もスタメンに―――という野望がないわけではなかった。
だが今は、少なくとも3年生が引退するまでの間は、目先の目標は、対3年生のミニゲームに勝つことだった。
―――悠太と、一緒に。
ひとしきり感情を声に出して落ち着いた悠太は、そんな2人のシューティングする姿に気付いて静かな笑みを浮かべた。
普段はバカばっかりやっているこいつらだが、やはり、最高の仲間だ。
「へい!2対1やろうぜ!」
悠太はもう一汗かくことを決め、再びコートに戻っていった。



