放課後のアイツ

「…唯香、ごめんな…」

そー言って私を抱きしめ、話し始めた…

「お前さ野球見に来てるだろ?
だから…お前野球部の誰かが好きなんだって思って…そう思うと胸がすげー苦しかったんだ…」

「わ、わたし、ずっと嶺緒を見てたんだよ…嶺緒しか見てなかったよ…」

「そっか…じゃあ改めて!」

嶺緒は私を一回離して…

「唯香が好きです。俺の野球をずっと見てて欲しい…俺と付き合って下さい」

…また涙が出てきた
私は大きく深呼吸をして

「はい!」

とびきりの笑顔で答えた…

すると嶺緒は満足そうに笑いながら私を抱きしめ…キスをした…

そのキスはなんだかしょっぱかった…