絵本〜向日葵の記憶〜







恐る恐る神経を削りながら足を伸ばして小さな岩の突起に掛ける。






あとはほんの小さなデコボコを掴みながらもう片方の手で向日葵を摘むだけだ。






左手で体を支え、右手を伸ばす。






あと少し。






もう少し。







そう自分に言い聞かせながら精一杯手を伸ばす。






だけど、そのあとちょっとが届かない。