「・・・だめだよ」

消え入りそうな声でアユムは言った


「だめだよ。そんな感情俺にくれなくていい。それに俺は男娼だ。金と精液のためなら身体を捧げる汚い奴なんだよ。
俺に会いたきゃ、金で買うしかないんだよ」


俺はそれでも、それでもアユムを離さなかった
むしろもっと力を込めた