真珠の涙

***side朔夜***



「それで、松本君ね・・・」




止めてくれ。





「披露宴の時は大きな花火を打ち上げて・・・」




いい加減にしてくれ。




「同じベッドで「腕離してくれねぇかな?」」



休み時間が始まってからずっと絡みついていた腕。



さっきも腕を絡みつかれていたけど、

流石に我慢の限界。














前世の記憶があるだかなんだか知らないけど、

今は関係ない。