「シセーイ れーい」

【うぇぇぇい!!おわたーふぅー♪】

ガヤガヤガヤガヤ・・・ガヤガヤガヤガヤ・・・ガヤガヤガヤガヤ・・・


おーうるっさい。

「じゃあ、帰るね。ばいばぁーい、」玄関まで送って、挨拶をした。
「うん、またねぇー」

ん、視界の隅に、誰かいる。
そっちを向くと、にやぁぁぁっと笑った、夏菜がいた。

「ッ!!菜々子!!」
私が叫んだのも遅く、
「久しぶりー、菜々子ちゃぁん♡」

「え、か、な??」
菜々子も、本当に会うなんて思ってなかったみたいで、珍しく動揺していた。

「どぉしたのー?何でここにいるの??
参観日だからぁー?それとも、」

「また、イジメられに来たのぉー?」
・・・っまた、まただ。また足が動かない。

でも、口は動かせるらしい。
「夏菜、あんたまだイジメなんて最低な行為を、してたの?」
私が口を開こうとしたのより早く、菜々子は口を開いていた。

さっきの言葉は、私ではなく、菜々子が言ったもの。

「へぇー・・・いい度胸してんじゃぁん?
私にイジメられて、トイレとかで泣いてたくせにぃ?」

最低、だこいつ。
「ふざっ!「あんた、それ本気で言ってんの?夏菜。」」

また私は話せなかった・・・
今のは、夏目さんが言った言葉。

そういえば、夏菜は夏目さんがイジメの事を知ってるって知らないんだっけ。

菜々子には言ってるけどね

「何だよ夏目。邪魔すんの?」
「当たり前やないか。邪魔しまくって、もう二度とイジメなんて出来へんようにしたるわ。」

「かかってきい?」
とか言ってるけど、夏目さん超怖ぁぁぁ

迫力パないな。
「っち、お前夏目に感謝しろよ夏目がいなかったらお前またイジメられてたんだぞ?」

偉そうに、夏菜が言う。
「まだ言うんか、夏菜 このことは、健達に報告するからな。」
かっこいいっす、夏目さん。

「あ、そや菜々子ちゃん?うち、夏目言うんやけど、勝手に過去とか聞いてごめんな。
このこと、後何人かに言うていい?絶対広めんようにするから。」

「・・・うん、いいよ。信じる。
じゃあ、苺、バイバイ
夏目、さん?もありがとね!」