えーと、次は、志衣奈君の部屋、かな。


ーーーピンポォォォォンーーーー

ーガチャッー
「誰や。」

「・・・ッ!!」
バクバクバクバク・・・心臓の音がすごい。
ほんと、ビックリした。あー・・・
挨拶しなきゃ。

「ええええ、えと、ささささしゃき、うぃちごでです。!!」

「は?」
何言ってんのあんた。て感じに返されたァァ

噛みまくったよ恥ずかしー!

「え、と、佐々木、苺です。桃君の相部屋の、者です。よろしくです。」

まあ、さっきよりはいい。かな?
ぅ、わー、綺麗だなー
オレンジっぽい色の髪で、目が茶色で、背は、私と変わらないくらい、かな?私が153センチだから、私より、少し高いかな。

そんなことを考えていると、
「なーんだぁ。」
という可愛らしい声が聞こえてきた。
「また、志衣奈返せーって言う女が来たんかと思ったわ。」

関西弁、か。
「そそそそ、そんなんじゃないですよ(笑)」

「よろしくお願いしマース♪」

話が通じる、いい子だとわかって、ホッとした。
次は、健くんの部屋。だけど
意外と時間がかかったから、明日にすることにした。

苺&桃の部屋ーーーーーーーーーーーーー


「ねぇ、桃くん。」

「なぁに?」
「ここには、美男美女しかいないの?」

ほんとに、そう思った。夏目さんも、葵くんも、美男美女。健君たちも、もちろん桃くんも、美男。

いいなぁーいけめんとか、いいなぁー

とかなんとか思ってたら、いつの間にか寝てた。