ビクビクしつつも、ベッドなど大きなものだけ置いてもらって、あとは自分ですると言って、出て行ってもらった。



「ふぅ…」



慣れない人たちといるとビクビクする。


でもあとは自分でできることばかりだし、コツコツとやっていこう…。




殺風景だった星矢さんの部屋に荷物が増えていく。


とても申し訳ない。





「なんつー、しけた顔してるんや」

「…っ!?」



床に座って、下を向いていたら、目の前に現れた星矢さん。



思わず後ろへ反り返った。



「び、びっくりした…」

「美園ちゃん、俺が入ってきたの気づかんし、なんか考え込んでるし、ぎょーさん荷物増えてるし」



部屋を見渡す星矢さん。


まだ片付け終わってないっ…!