「ただいまー。」
玄関を開けるとお母さんよりも先に翔太の「おかえりー」と言う声が帰ってきた。
翔太、今日も来てる。しかもソファで私が帰ったら食べようと思ってたアイス食べてる。
「お母さーん!翔太に私のアイス食べていいって言った!?」
「今日帰ったら食べよーと思ってたのにぃー!」
翔太はひょうひょうと「まだ半分あるからやるよ?」
「要らない。とゆうか買ってきてよ!」
「.....。」
はい。翔太君シカトです。
あームカつく!私はイラっとした気持ちで二階の自分の部屋へ向った。
部屋に入るとすぐにエアコンをつけて冷房を効かせる。そして制服から部屋着に着替えるとすぐにベッドに横になって携帯を見る。そしてだんだん冷やされて行く部屋とベッドの柔らかい感覚が気持ちよくなって私は携帯を握ったまま眠ってしまった。