ここで追いかけても来ないし、倉科遥はやっぱり遊びだったんだ。 昨日のキスくらい、何百回してきたキスのうちの一回なんだ。 やっぱりあんなやつなんか関わらないほうがいいんだ。 目頭があつくなって、涙が出そうになるけどこらえる。 泣いちゃダメだよ。苺。 これは恋でもなんでもないんだから。 私はどうにか気を紛らわせたくて、学校までダッシュした。