そうこうしている場合に会議室に着き、教室に入った。




「あれ、早すぎたかな?」




教室にはまだ誰もいなくて、私達だけだった。




ポツンと席に着く。




…………




2人だけで、めっちゃ静か…




男鹿くんはキトキトと回りを見回し、ポケットからスマホを取り出していじり出してしまった。




何しよ…?




特にすることないんだけど…




取りあえず、メモの用意でもしようかな!



私はスクバからノートとペンケースを出して、今日の日にちや議題を書いた。




フー…ヽ(´・`)ノ




…………?



ガサガサッ




!!!!!!!!!!




「ぎゃあぁぁぁ!」



「何?」



男鹿くんはダルそうにそう言い、席を立って私の方へ近寄って来た。




「くっ…



クモ!!!」




そう。後ろのロッカーからヤツが出て来たの。




私は、虫がニガテ。特にクモとかゴキブリとか。




あぁ…考えただけで鳥肌が立つ…ガクブル




「あ…?クモか…」




男鹿くんはまたダルそうに言うと、一回自分の座っていた席に戻って、英語のノートを持って来た。




ん?



まさか…ね…ブルブル