大好き。

「あぁ、余ったけど?」


「うちのクラス足んなくなっちゃって。ちょっと分けてくんね?」


「あぁ、いいよー」


私はぱっと席に走り、自分の机の中から余ったプリントを取り出した。



「はい」


「サンキュ。」



プリントを茂木くんに手渡すと、ニコッと笑って走って行った。




そんな私を見ながら、晴香がため息をついた。


「あんた茂木くんとも仲良いよね~

うらやま!」



「はっ、は!?」



慌てて晴香の方を向くと、晴香はクスッと笑った。



「冗談冗談。



でもそうやって思ってる子、結構多いみたいよ~?」



「ど、どういう意味?」


私は慌てて、全く意味が分からなかった。



そんな私を晴香はじーっと見て、ニヤニヤしながら


「やっぱ何もなーい♪」


と言って舌を出した。



「ちょっ、言ってよ!どういう意味!?」


そういう私も無視して、晴香はただニヤニヤ笑っているだけだった。




………?




一体どういう意味?




「…おい、おい!」


「うわぁ!ビックリした!」



い、いつの間に私の背後に…



っていうかいつの間に学校来てたの!?