でもね、私は彼からそれ以上受け取ったら1人じゃ生きて行けない様な気がしてね。


 それに彼を札付きにしたくなっかったから、

 この恋は諦めるべきだって。


 夢から覚める時だって。


「私はもう大丈夫。

   構わず行って」

 
 
 彼は全てを分かったかの様に笑って私にキスをしてくれてね。


 私は初めてこの腐った街に来た頃の顔に戻っていただろうね。



 そして彼は言った。


「次に来たときに彼女に何かあれば殺す。

 保安官であろうが、

 軍人であろうが、

 役人であろうがだ…



 …脅しじゃないのが
 
 分かるか?」


「わっわかった。

     約束する」



 そして彼は私にスペアの銃を渡して去っていったのさ。


「また来る。何かあったら言え。


 助けてはやれないが、



 復讐なら出来る」