15歳の闇

『えへへ。今日朝急いでて!』

『今日じゃなくて、いつもでしょ?』

『あっ!そうだね笑』

『あははは』

こんな会話が続く。

『黄身ついてる女子なんてもてないぞー

!!』

『うっさい!!いーの私には彼氏なんて

!!』

『ああー。そう。いーんだ。その言葉に

二言はないね!?』

『もちろん!』

奈々は自信をもってこたえた。

『私彼氏出来たんだけど…』

『え!?恵里奈に!?』

『うん。えへへ』

『いーなぁぁ!!!!!私も欲しい』

『なによ!!あんた!さっきの言葉どー

なったの?(笑)』

『撤回しまーす!』

『バーカ。嘘だよ。』

『え!?』

『私彼氏なんてつくんねーぞ!』

『あー。嘘ついたな!?このぉー!』

奈々は恵里奈のおでこを軽く叩いた。

『痛いっ!なにすんのよぉー!(笑)』

『嘘ついた仕返し!』

『なんじゃそりゃ』