マックで勉強、とは名ばかりで実際私たちがちゃんと勉強していたのは30分くらいだったんじゃないかな。 どちらかが集中して教科書に向かおうとするとどちらかが邪魔をしていた。 「ねえ、勉強するのに飽きちゃったから似顔絵かくね~」 「おい、やめろよー集中できないだろー」 「はい、できたー30年後の雄高」 「もっとイケメンにかけよ」 そういいながら黄色の蛍光ペンで顔に色を塗り始めた。