二時間の飲み放題、私たちは公園に移動した。 なかなかの穴場スポットで東京スカイツリーが綺麗にライトアップされてるのが真ん前にみえる。 そこで私たちはたわいない会話をしていた。 「てかさー、ここのすぐ近くにある幽霊屋敷しってる?今度いこーよ」 雄高はやけに怪談とかが好きなのだ。 「やだよ」 「なんでよいこーよ。んでその幽霊屋敷の近くにあるかき氷やさんがめちゃくちゃうまいんだぜ」 「それはめっちゃいきたい!」 「色気より食い気 笑」 「うっさいな!」 私たちは顔を見合わせて笑った。