班でカレーを食べて皿を洗い、寝袋を受け取りに行ってテントの寝る準備をしている間に何やら焼いてるにおいがしてきた。
外に出てみると落ち葉を燃やして先生たちが焚き火をしていた。
エリちゃんがわあっと嬉しそうに言った。
「焼き芋焼いてる」
「あ、ほんとだ」
焚き火の近くで生徒が焼き芋をかじっているのが見えた。
私とエリちゃんも先生にもらった焼き芋をほおばって体の寒さを癒した。
どんどん日が沈んでいくのがわかった。
気がつけばあたりは真っ暗になっていた。
時刻は
午後7時半。
「肝試しするので集まってくださーい」
生徒の掛け声にまたみんな班ごとに整列し始めた。
私とエリちゃんも並びにいくと、アザミくんと田中くんがすでに待っていた。
「田中くんよろしくねー」
「あ、ああ」
田中くんは本当にエリちゃんに告白するつもりなんだろうか。
あとでどうだったか聞いておこう。
「アザミくん、いい、よね?」
「全然」
ほっと一息ついたところでまたもやお昼のガイドじいさん登場。
ちょっとざわついた。

