腹黒彼女と腹白幼馴染



「しゅんくーん!」

年上から同級生、ブサイクからそこそこかわいい子、いろんな子が十数人叫んだ。

キラキラ光る、彼女達の微笑み。

そして、中にはわたしを羨み睨んでいる子もいる。

しゅんは気にせずに

「西田、また放課後な、」

といって、彼女達を押し分けて部室に入って行った。