.+゚素条side゚+.
俺は変な態度の室田麗子を気にすることなく話しかけだした。
なんとなく、もっとこいつの事を知りたいと思ったからだ。
「お前何でいつも静かなの?」
「友情なんかあったって喧嘩とか面倒だし、
信頼できる相手は7人くらいいればいいからよ」
「へぇー、ちなみに今その信頼できる相手って何人?」
「……………5人くらいかしら」
「ふーん」
さっきまで楽しかったはずの会話があっという間に変わった。
あれ?俺なんか変なこと言ったか?
そしたら思っていたことが素直に口に出てきちゃったようでして。
「なぁ、お前は何でいつも真顔なんだよ?
俺と喋ってる時みたいに笑えばいいじゃん」