俺はなぜか楽しそうにする室田麗子と楽しく会話しながら、
室田麗子の家を目指し歩いていた。
「ねぇ、黒谷くんっていつもあの場所で寝てるの?」
「おう。ま、俺の席だしな。室田はいつも何やってんの?」
「え?私?」
「ん。放課後。部活やってねぇだろ?」
「んー、こういうときあんまりパッと思い浮かばないのよねー。
うーん……、勉強とかー、あとは………」
そこで突然あっ!とした顔で室田麗子は公園にある屋台を指差す。
暑いこの季節に、ぴったりのあの食べ物が売られている。
「いっつも寄り道して帰るわね!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…