いつものように起きて、
いつものように母親とご飯を食べる。
いつものように静かに…ではなかった。

「ねえ悠佳。綾瀬君に何か言ったんでしょ?」
「は?何も言ってないよ。ちょっと…。まあ、
 いろいろ、あっただけで稟を傷つけるような
 こと、言ってないし…。」
 何故こんな時だけ鋭いの…。でも、大丈夫。
だって、言ってないと言っといたもん。だかいだいじょうdu…。
「傷つけるようなこと、なんて聞いてないんだ けど?どういうことなの?
 何があったのか言ってみなさい。」
そう言われて私は、昨日のことを話した。