「っおい!バカっ起きろ!!バカがもっとバカになるぞ!」
『んー…もうちょっとー……。』
「起きろって!先生見てんぞ。」
『いったっっっ』

頭をたたかれても起きなかった私の頬をムニ~っと空優がつまんだ。

「お前バカなんだから起きてろよ。」
『バカバカバカってうっさいなー。』
「だってお前バカじゃん?なんだしあの点。俺みたいに頭良くなれよ!
寝てたら一生ムリだろーけどな。ははっ!」